採算性が優先される賃貸住宅において
住宅の設備や性能、広さ等、様々なスペックに
満足感を得ることはなかなか難しい・・
でも、「住まい」は一番くつろいで過ごせる場所でもあるはずだから
自分たちが作る賃貸住宅は
「たくさんの満足が詰まったものにしたい。」
という想いが始まりでした。
まず暮らしの中で満足感を得るのに必要な
「あったらいいな」を集め
最終的に「快適性」と「デザイン性」にこだわった「上質な住まい」を
コンセプトに決めました。
[プラン] [設備・仕様] [住宅性能] [外構計画や建物外観]の4項目について
具体的な方策を立て、あわせてお住まいの方々がお互いに気持ちよく暮らすことが出来るように
「ガイドライン」も設定しました。
プラン
床面積は90㎡・LDKは18帖を基本にゆったりとした広さを確保するとともに、全戸メゾネット住宅とし吹抜けやスケルトン階段等で開放感を持たせました。また、ファミリーユースの使い勝手を考慮し洗面室と脱衣室を独立した設計としました。この他、機能的なバルコニー・テラス、プライバシーを守るウッドフェンスなど、細部にまで拘り快適な住空間を目指しました。
設備仕様(主な設備仕様)
キッチンやお風呂、洗面化粧台には注文住宅や分譲住宅で採用されるサイズ・グレ-ドを取り入れ使い勝手や快適性を重視しました。また窓は高い断熱性で結露知らずの樹脂サッシ&ガス入りのLow-E複層ガラスを採用。この他TVモニタ-付きインタ-ホン・全戸宅配BOX・高速Wifi・全室照明器具・エアコン(LDK、居室1室)・センサ-ライト等の快適設備を取り入れました。
住宅性能
住宅の快適性を考えるうえで重要となる性能についても拘りました。まず基本となる「断熱性能」は、2025年から新築住宅の基準となる等級4やZEH基準の等級5を上回る等級6とし、「耐震性能」も最高ランクの耐震等級3に、このほか気密性能は全棟測定し0.31~0.57㎠/㎡と高い気密性能を確認しました。また、住戸間の音の問題を軽減できるよう壁の材質や厚みにも工夫し、遮音測定も実施、Dr-50という性能を確保しました。
外構計画と建物の外観